幼年期の終わり
アーサー・C・クラーク ずっとずーっと気になっていたがどうしても読む気になれなかったSF小説の古典(なのか?) たまたま、職場にアニメおたくがいて、いくつか漫画を貸し借りするようになった。その中に昔読んだ萩尾望都大先生の…
続きを読む →アーサー・C・クラーク ずっとずーっと気になっていたがどうしても読む気になれなかったSF小説の古典(なのか?) たまたま、職場にアニメおたくがいて、いくつか漫画を貸し借りするようになった。その中に昔読んだ萩尾望都大先生の…
続きを読む →小川洋子 11編の短編集 他の小川洋子の作品に登場する様々なモチーフが少し形を変えて描かれている。それぞれのお話はオリジナルなストーリーだが、愛や欲望が高じて狂気の世界に足を踏み入れてしまい引き返せない人々の話としては共…
続きを読む →小川洋子 著 奇妙な11のお話が少しずつ重なり合って描かれる。 はじめのお話は、洋菓子店に立ち寄る女性のお話。そこに登場する人物や事物が次のお話に登場する。読み進めていくと、つい、この人は前のお話ではどうなんだったけ、と…
続きを読む →著者 小川洋子 小説家の日記という体で書かれた掌編集。 のっけから違和感満載。 九月のある日(金) 長編小説の取材のため宇宙線研究所を見学し、F温泉に泊まる。 長編小説と宇宙線研究所…。ぜんぜんつながらない。 でも、そう…
続きを読む →河合隼雄 小川洋子 対談集 臨床心理学者である河合隼雄氏と小説家小川洋子氏との対談集。 「博士の愛した数式」をきっかけに、高校の数学教師であった河合隼雄が興味を持ち、小川洋子との対談が行われた。この物語の作られた背景、数…
続きを読む →小川洋子 著 異国の地でその国の紛争に巻き込まれ、人質となってしまった人々が語るそれぞれの思い出8編とその語りを録音していた政府軍側の兵士の語り1編。 今はもういない人々の声に耳を傾ける 事故や事件に巻き込まれて一度にた…
続きを読む →著者 小川洋子 「飛行機で眠るのは難しい。そう思いませんか、お嬢さん?」 冒頭、隣の見知らぬ男からこのように話しかけられたところから始まる「飛行機で眠るのは難しい」。優しく静かな小川洋子の世界8編が収められた短編集。 小…
続きを読む →著者 小川洋子 記憶が80分しか続かない老数学博士と、28歳の家政婦とその幼い息子との交流を描く。 数字を通してしか交流できない人 博士は、優れた数学の才能を持っていながら、交通事故に巻き込まれ脳に障害を負い、17年前の…
続きを読む →著者 小川洋子 小川洋子が、さまざまなことを見聞きして編み出した不思議な8つの世界。 表題の短編は、銭湯にいつの間にか現れ、母親が入浴している間、その赤ちゃんの面倒を見てあげる小母さんの物語。 小母さんは、赤ちゃんにしか…
続きを読む →著者 姫野カオルコ 「毒親」という言葉は、「毒になる親」という本から始まった言葉だと思う。この本を確か、15年くらい前に読み、まさに自分の親のことだと思った。そんな人はたくさんいるのかもしれない。 姫野カオルコは知り合い…
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