黄色いおやつ

おせち料理で栗きんとんを作ると、クチナシの実が余る。1パックに3つくらい入っているので、一度に使い切ることがなくて、3年くらいそのまま使い、切らすとあわてて年末に買いに走る。

去年の年末はクチナシの実が近所のスーパーになくて、別の店にわざわざ行く羽目になった。若い店員さんだと、クチナシの実と言ってもなんですか、それと言う顔をされる。2軒目でもそんな感じで、それでも一生懸命探してくれて、最後の一袋を見つけてくれた。栗きんとんなんて、わざわざ作る人は少ないのかも。

で、せっかく苦労して見つけたクチナシの実なので、何となくお芋をこれで煮込んでみた。

私は、黄色い食べ物が好きだ。栗きんとんは、小学生から毎年祖母の手伝いで作り方を覚えた。祖母はクチナシの実は使わなかったけれど、私は使う。せっかくのお祝いの食事では、きれいな色にしたいから。

パエリアのベースはサフランライスだ。これも、私はサフランを多めに使う。サフランは結構高いスパイスだけど、パエリアは年に数回しか作らない。数少ない料理の際に数十円をケチっても仕方がない。滅多に作らないから、あんまり腕は上がらないけど、せめて色だけはきれいに仕上げる。

意味もなく黄色いお芋の煮っころがしができた。ほんのちょっと醤油と砂糖とみりん、酒を入れた。今日のおやつはこれ。黄色い食べ物を食べると、なんとなく元気が出る気がする。なんといっても自然の色だし。

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