最果てアーケード
著者 小川洋子 この連作短編集を読んでいくと、どうもなにか違和感を感じる。この本の中でははっきりとした答えはないが、漫画の原作にもなっているので、そっちも読んでみるとすこしわかる。漫画の作者は自分なりの解釈だと断っているが。 この世とあの世の橋渡しのようなアーケード。現実味のあるようなないような商店とその店主たち。読んでいるうちにこの物語の登場人物たちはもうみんないないんじゃないか、と思う。終わりが見えるようにして物語が進んでゆく。最果てアーケードも幻のようだ。
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