更年期のうつ

年下の知り合いとしゃべっていた時、その女性は、更年期が怖くて仕方がない、と言う。その人よりも少し年上の女性が更年期でうつ病になってしまったので、自分もそうなるのでは、と。

うつ病にまでなってしまった人は、10年前の自分だな、と思った。医者じゃないので、責任のある発言はできないけど、薬に頼るのはあんまりお勧めしにゃいなあ、とだけ述べた。

更年期は、病気じゃない。加齢に伴って女性ホルモンが急激に少なくなる時期に、いろいろな不調が出る時期だ。何も起こらない人もいれば、ものすごく心身の不調が出る人もいる。老化そのものなので、女性にとっては女としての自分に自信がなくなり、さらに気持ちが落ち込むこともある。

まあでもね、誰だって年を取るのだし、周りをよく見てみんさい。高齢の女性たちの元気なこと。子供を育て上げ、親を見送り、手かせ足かせのなくなった女性は、人生を積極的に楽しもうとしている人が多い。生殖能力なんか、なくなってせいせいした、と言う人もいる。生理のたびにトイレやボトムの色やら気にしなくていいんだもの。人生はその先も続くのよ。しかも、楽しい人生が。

この、ものすごく不調の時期に、医者に頼ったのが間違いの始まりだった。今ではそう思う。薬のオンパレードで、どんどん体調が悪くなり、それに伴って精神状態もおかしくなった。向精神薬の副作用だ。

自分の経験から言うと、医者なんか、あてにならない。少なくとも、自分の地域の産婦人科、精神科クリニックを標榜している医者は、誰一人信用しない。更年期が落ち着いたかな、と思った時期に産婦人科の女医は、こう言った。

「お肌の調子を整えるためにホルモン補充療法を続ける人もいますよ」

馬鹿じゃねぇのか。そのために乳がんになったら、さらに医者が儲かるってか。

医者の倫理観など、本当に腐っている。日本は頭の先からつま先まで腐敗の温床だ。

身体の不調は、薬などに頼るよりも、食事と運動だと思う。タンパク質とビタミン類、ミネラルを含む食品を食べ、簡単でいいから、運動を行う。屋外を歩くのが手軽でいいと思う。できれば朝のうちに歩き、日光に当たる。家に閉じこもって気晴らしだと思ってネットや映画を見るよりも、外の空気を吸って明るい太陽の光を浴びる方がいい。

食事をきちんと摂って、軽くでいいから運動をくり返しているうちに体は勝手に元気になる。本当に重篤な病気にかかっていなければ、そうなるようにできている。まあ、ガンとか、心臓疾患とか、今すぐ手を打たないといけないような病気にかかっている人は、40代くらいだとまだそうはいないはず。自分もそうだったから自戒を込めて書くんだけど、医者に頼りすぎると、いいように利用されることもあるって思う。

だいたい、更年期で落ち込んでいる人をつかまえて、うつだって決めつける方がおかしいよ。一時的に気落ちしているだけじゃないか。ほっておけばそのうち元気になるさ。人生は、長いのよ。

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