断薬について

10年以上ワイパックスとレンドルミンを飲み続けていたので、やめるときは苦しかった。ワイパックスを飲むと決めていた時間が来るまで耐えがたく、こんな状態なら生きている意味がないと思っていた。

私の断薬はざっくりと錠剤を半分の半分のそのまた半分に割って、8分の1ずつ減らしていくというもの。まず、8分の7錠を飲んで、平気な状態が1週間続いたら8分の6にする。記録をつけて、もとに戻るのだけは頑張って我慢。減らし始めてから1年くらいで摂取量ゼロになった。

断薬のプロセスはいろいろある。厳密にカットして、数パーセントずつ減らすやり方もある。緻密なことは苦手なのでざっくりとしかできない。ある精神科の医師の記事で、「薬を減らすときには我慢するしかない」との記述を読んで、つらいときにはそれがあたりまえと思い、自分の気をそらすことにした。

しんどくてしょうがないときにウォーキングや簡単な筋トレをした。単調な動きをしているとすこし気が楽になるような気がしたので。その時期は頭はぼうっとしていたけど、歩くくらいはできた。

今思うと、廃人の一歩手前だったなと思う。計算できないし、眠れないし、すぐ悲しくなるし。骨盤が割れるように痛いと感じて長く同じ姿勢でいられない。妙な焦燥感に駆られたり、天井が落ちてくるような錯覚に見舞われた。狭い場所も広い場所も恐ろしくて、急に広い場所に出くわすと座り込んでしまっていた。

こうして書き連ねていくと、今生きてるだけでもめっけもん、と思う。と同時に、ワイパックスとかその他の精神科の薬って、害悪以外の何なんだ、それを処方する医師ってなんだよ、と思う。しかも、やめたいって言ってんのに、違う薬を推奨する医師がいる。向精神薬のパキシルをやめたいと言うと、怒り出す医者もいた。ある女性の産婦人科医はヒステリックに「もう処方してあげないからっ!!」と叫んでいた。人間として、弱者を前にしてその態度は何なんだ。医師に対する印象もずいぶん変わった。白衣を着て目の前に座っている人間が、まともだという保証はどこにもないのだ。

現在は、精神科の薬は全く飲んでない。しょっちゅう眠れないのが悩みのタネ。薬ではない対策を模索中。

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