宅トレの危険性

新型コロナウイルスのため、巣ごもり生活を仕方なく続けている人が多いと思う。

どうせ出かけられないなら、できるだけ有意義に過ごしたいと思うもの。そのためかどうか、おうち筋トレやエクササイズの動画や記事をよく見かける。

筋トレにいそしんだ経験のある身としては、それまで運動経験のない人が突然行うのは結構危ないんじゃないかなと思っている。

準備運動が大切

いろいろな筋トレがあるけれど、少しでも体に負荷をかけることをするならば、準備運動が不可欠だと思う。その時は何事もなく終わっても、どこかが歪んだ体で運動し続けると、その歪みはたいていの場合ひどくなる。せっかく体力・体形の向上を目指して行ったことが裏目に出てしまうのはとても残念だ。

外出自粛の今、痛みが生じても医療機関に行くのはできるだけ避けたい。

宅トレの場合、自宅で十分なスペースがないため、ダンベルとか持ち出していきなり上げ下げするようだと、細身の女性なら手首や肩などを痛める可能性がある。

負荷をかける前に、寝転がって伸びをするとか、手首・足首のストレッチ、ふくらはぎ、太もも前後のストレッチを行い、四つん這いになってヨガの猫のポーズなどで背骨をすべて動かすようなことを行えば、けがの可能性は減ると思う。自分の実感では、体の先端部分から始めて、寝転がった姿勢でできるストレッチから、四つ這いでできることを次に行い、立ち上がるのを最後にするととても調子がいいし、それだけでちょっとすっきりした気分になる。

家にばかりいると、好きなことばかりしてしまう。自分の場合は、本を読んだり映画を見たり、同じ姿勢でいることが本当に多い。これが一番体に良くない。体は動くためにある。だからトレーニングを行うのはよいことだけど、基本の動き、立つ・座る・歩くことを行うのが一番だと思っている。

自分の体を知る

50代にもなると、どこかが痛んだり、体形が昔と違うことを感じたりすることが多い。自覚がなくても、加齢によって体は確実に変化する。

エアロビクスを元気にしている年上の方々に聞いてみると、今は元気だけど、数年前は痛みがあったりしてレッスンに参加できなかったという話をよく聞く。70歳になっても踊り続けられるのは、相当な努力のたまものだ。痛みを経験したからこそ、自分の体と向き合ってどうすればいいかを真剣に考えたそうだ。

長年腰痛を持っていて、いろいろやってみたけれど、これだ、と言えるものはまだ出会っていない。自分のことだけど、一番の謎だ。今までのところ、私の身体はかなり左右差があり、動かし方もよくないらしいということしかわからない。それもプロのトレーナーに客観的に見てもらってやっとわかってきたところ。

同じことをしているつもりでも、体は年々変化する。その時その時で自分に何が必要か、適切に指導してくれるトレーナーに会えないのはつらい。家ではストレッチと軽いウォーキングだけを行っている。どこが痛いのか、どんな様子か、いつも自分の体に聞いている。

見た目がどうかよりも自分が快適かどうか

いくつになっても元気でいたい。もちろん、できれば綺麗でいたい。元気でいれば自然と(ある程度は)きれいにみえる。健康でなかったら、そもそも自分が不快なのでたとえ絶世の美女でもうれしくない。健康でいることをいろいろ考えていたら、美容にかける時間がなくなった。そのために自然とお金も使わなくなった。二重に快適だ。

朝、起床して一歩踏み出した時の感覚がそれまでと違う。こんなことは自分だけしかわからないことだけど、とってもうれしいし、面白い。体がいい方に変わることの実感は何よりもうれしいことだ。

筋トレは、体の歪みのない人ならとてもいいことだと思う。筋力が増すと、動きが楽になる。それもうれしいことの一つだけど、やりすぎると、どうも体がごつごつした感じになるのだ。それでもいい、という人もいるだろうが、私の場合は腰痛が改善しなかったこともあって、自己流ではやはりあんまりよくなかったなと反省している。

もちろん、見た目が申し分なかったら、それだけで快適度は上がるかもしれない…。どうかなあ…。

自己流は危険

働き方もリモートで行うことが進みそう。トレーニングやエアロのレッスンもそういう時代になるのだろうか。これからいっそう体のメンテナンスが必要な年齢になってくるので、自分の通っているジムのリモートサポートを行うべきなんだろうなあ、と思って憂鬱だ。

しかし、大事なことほど適切な指導が必要だ。いくら本やネットで調べても、直に見てもらって質問に答えてもらわないと、痛みがひどくなったりやってることが無意味だったりするから。

新しいことをするのは、エネルギーがいることだなあ…。

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