旅行中の飛行機内で「ボヘミアン・ラプソディー」を鑑賞。

機内がうるさくて、ヘッドフォンを付けていても音楽が聞こえない。そもそも、ヘッドフォンが大きすぎて頭にうまく収まらずすぐずれるので集中できない。

あんまり映画鑑賞には適さない環境だったけれど、評判通り、おもしろい映画だった。

これに続けて「ロケットマン」も見た。こちらはエルトン・ジョンの半生記だ。彼自身が監修したそうで、ボヘミアンよりは感傷的かもしれない。特に両親についてはとてもひどい人間のように描写されている。父親など、本当にひどい。

どちらも音楽の才能に満ち溢れていて、抑えようがない。どんな環境にいても歌いだしていただろうと思わされる。親の無理解も友達の裏切りも関係ない。天才って、そういうものなんだろうか。

音楽の時間は割と好きな方だったけど、作るとなると全くダメだ。音楽に限らずクリエイティブ関連は全くダメ。何かを作り出す人を尊敬するしうらやましい。しかも作り出したもので人を感動させたり楽しませたりできるなんて、なんとすごいことかと思う。

二人とも天才で、大スターで成功を収めているけど、愛情に恵まれない。まあ、そういう要素もないとストーリーにならないよね。どちらもゲイで、お酒に溺れたりして生活がいったん破綻するけど、復活する。エルトンジョンはドラッグまでやってしまう。

あんなにお酒やら薬やらを摂取してよく生き延びるよなあ、と思う。音楽の才能ばかりでなく身体能力が半端なく強いに違いない。ビール1缶で頭痛に悩まされる身からは想像できない放蕩ぶりだ。映画では描かれていないけどフレディ・マーキュリーに対してはエイズに罹患しているということでひどい差別もあったという。

どんなにすごい天才でも、愛のある生活がなかったら満たされない。フレディ・マーキュリーはクイーンのメンバーと和解するし、エルトンはパートナーを得て今は二人で子供を育てているそうだ。そこにたどり着くまで味わった悲しみや苦しみはどんな人も経験するものかもしれない。スケールが違うけど。

愛ある生活はやっぱり必要不可欠よね、と再認識しながらも大スターの半生なので、随所にヒット曲が流れてとっても楽しめる映画でした。狭くてうるさいエコノミー席でも大丈夫だった。

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