
1か月前に17年一緒にいた猫を亡くした。
呼吸がおかしいなあ、と思ったのは去年の年末で、その後は喘息と言われたり、室内に干してある洗濯物から出ている柔軟剤のせいだと言われたり、しまいにはリンパ腫のせいだから、抗がん剤治療をしたらどうかと言われたり。今から思うと主治医がやぶだったとしか思えないが、それまでは何の問題もなく呼吸だけがどんどん困難になっていって、理性的な判断ができなくなっていった。
最後は、夜間の動物救急病院にかかり、酸素ハウスの手配もしたが、それが来る前に亡くなった。
前日までご飯を食べて、大きいうんちも出して、直前にはなでてもらったおでこを私の手に押し付けるようにしていたのに。何か月たっても、何年たっても忘れることはない。
まだもう1匹猫がいるのでめそめそしてもいられないが、こちらも15歳になるのでいずれはお別れしないといけないだろう。
とっても、かなしい。ペットを亡くした人たちがもう何も飼いたくない、という気持ちが痛いほどわかる。