
プリンセス・ミチコ
系統 | [F]フロリバンダ |
咲き方 | 四季咲き、房咲 |
花径 | 8㎝ |
樹形 | 半直立 |
樹高 | 1.2m |
葉の特徴 | 艶あり 5枚葉 |
香り | 微香 |
作出 | 1966年 イギリス/ディクソン |
プリンセス・ミチコは、美智子上皇后が皇太子妃時代に捧げられたバラ
鮮やかなオレンジ色が冴えるプリンセス・ミチコは、1966年上皇后美智子様が皇太子妃時代にイギリスのディクソン氏から捧げられた。
ディクソン社は、北アイルランド、ニュータウナーズに1836年設立された園芸場。当初はバラ以外にも様々な植物の育種を行っていたが、現在はバラの育種のみ。
丈夫で育てやすいが、病気には要注意
枝やトゲが赤みを帯びている。

病気にやや弱く、昨年は一番花のあと葉っぱがすべて落ちてしまったが、秋には復活し、ベイサルシュートも出た。
花色は、とても鮮やかなオレンジ。寒冷地ほど冴えた美しいいろに発色するらしい。
確かに、隣町のバラ園のものとは少し色が違うような気がする。


2020年5月のプリンセス・ミチコ


房咲のはずだけど、花数はそれほど多くない。にもかかわらず、鮮やかなオレンジで庭がぱっと明るく見える。花弁数がそれほど多くなく、開いてもコンパクトにまとまってきれい。
病害虫は今のところ出ていない。
シュートが早くも出てきたので、花後はこれも大事に育て、秋の花をさらに楽しみたい。