
購入して10年以上になるもっとも古株のバラ。
購入店では「チャイニーズローズ」と表示されていたと記憶しているが、そのような名のバラは見当たらない。おそらく「チャイナ」という系統の一つと思われる。
「チャイナ」系統の中で、強香、四季咲き、中輪という性質、および花の形状から、グルス・アン・テプリッツという株に違いないと思う。
昨年までは、花は咲くものの、つぼみがつくと同時に葉っぱが次々に黒点病になり、開花する頃には葉っぱがほとんどなくなっている、と言う残念な姿しか見られなかった。
今年は活力剤のためか、葉っぱがとても元気。花もよく咲いて、周りのアンジェラやボニーに負けず劣らずきれいに咲いてくれた。
グルス・アン・テプリッツの特徴
系統 | [Ch]チャイナ |
咲き方 | 四季咲き |
花径 | 7㎝ |
樹形 | 半直立 |
樹高 | 1~2.5m |
葉の特徴 | 半艶 5枚葉 |
香り | 強香 |
作出 | 1897年以前 旧オーストリア=ハンガリー帝国 |
最初に購入、長年知識ゼロで育てたバラ
バラを植えたものの、どうしていいかわからず、葉っぱが毎年のように黒点病になっていた。花だけは健気に咲くのがまた気の毒な感じであった…。
バラ講座に通うようになって、はじめていろいろと手入れをするようになり、やっと葉っぱも花も楽しめるように。
開花が進むと、花の重みで下を向く。これは栄養が足りないせいだと思っていたのだが、そういう品種らしい。そういう株は、高いところまで仕立てて、下から見上げるようにするとよいので、アーチなどにするといいらしい。うちのはまだまだそこまでは育っていないけど、トレリスにしたり、オベリスクにしたりと何でも可能らしいので、これからが楽しみだ。

